災害ボランティア、そんなんで良いの???

能登半島地震発生から、2ヶ月超となった現在、内閣府/石川県は、県内外からのボランティア受け入れに対し、”事前登録” を必須とする旨のアナウンスを行っており、現在、実施されているボランティアは、日帰りと一泊二日に限定募集し、バス移動での 市・町の災害ボランティアセンターへの派遣を実施しています。 
令和6年能登半島地震 ボランティア・被災地への支援をお考えの方へ
令和6年(2024年)能登半島地震に係る石川県災害ボランティア情報の特設サイト

このような統制を敷いているのは、被災地支援の混乱を避けるためでしょうが、今回の災害規模からして、現在のボランティア募集規模 石川県全体で1日あたり250人程度は、 あまりにも少なすぎるように思えたので、ネットの情報を検索したところ、やはり・・・ こんなところも
全依頼には対応できず…県とは別に受け入れる志賀町災害ボランティアセンター
進まないボランティアの受け入れ 支援強化へ 宿泊所整備も検討 (NHK)
能登半島地震、ボランティアの数少なく 自粛や「SNSでたたかれる」萎縮する人も

おいおい、どうなってんねん。 ( ˘•ω•˘ ).。oO(இ)
被災者ニーズとボランティアのマッチング、出来てないやん!
現地混乱を避けるためとは言え、行政(国・県)の介入が、被災地支援の足かせになっちゃ...

全国からのボランティアも ”事前登録” も然る事ながら、駅発やベースキャンプ発など、ボラバスを利用する形しか用意されておらず、車中泊を覚悟で来られる方や、トラックなどで道具を持参される方など、様々な参加形態への配慮が無い状態です。

要因は、多々あるでしょう。
 スタッフが足りず、市・町と100%の連携が取れていない?
 道路復旧の遅延で、やむなく制限をかけている?..... etc

阪神淡路大震災や東日本大震災の時より規模は小さいのに、ボランティア支援体制が、著しく遅れているのは明らかで、「どうかしてるぜ、日本! 」と言いたくなる状況です。
万博など後回しで良いじゃありませんか。 首相や知事には、英断をして欲しかったですね。

今後、この歪なボランティア統制が、早期に改善され、志しあるボランティアの皆さんが、出来るだけ制限無く、参加できるようになることを期待しております。


2024年03月08日