草刈機 廃棄からの生還!

以前より、リョービのエンジン草刈機(EKK-2620)が、突然停止する現象があったのですが、本体を揺すると直っていたので、騙し騙し使っていましたが、とうとう使い物にならないほどのエンストを繰り返すようになり、分解整備することに。


① エアーフィルターの清掃
② 燃料フィルターの清掃
③ スパークプラグの清掃整備とスパーク(火花)の確認
④ キャブレターの分解清掃(ダイアフラム損傷確認)
⑤ ピストン内及び排気側のスラッジ確認
⑥ キャブレター 低速/高速 燃料供給量微調整

以上を行っても回復はせず、10年くらいは使ったので諦めて、買い替えを決断!
エンジン草刈機(EKK-2620)は、粗大ゴミとして処分を待つ身となりました。

・・・しかし、エンジンはかかるので、何か原因があるはずと再考 (。-`ω-)ンー

残すは、電気系(点火系)を残すのみ!
しかし、スパークプラグのスパーク(火花)は確認しているので、期待薄かと・・・
点火系と言えば、イグニッションコイル(点火モジュールコイル)を疑うしかないので、これを交換することにしましたが、廃番機だからでしょうか、必死に探しても出て来ません。

出てくるのは、オークションの中古パーツか、専門店の高額キットばかり。
高額キットを買うくらいなら、本体を買い換えたほうがまし。┓(´ヘ`;)┏

ようやく辿り着いたのが、Amazonのコメント欄で、「リョービ EKK-2620に転用できるイグニッションコイル」のコメントを見つけ、発注にこぎ着けました。(¥3,329)

 

 

 

エンジン本体から、イグニッションコイルを外し

 

Amazonで買った中華製イグニッションコイルを仮設置し

 

フライホイールの磁石部分とイグニッションコイルの隙間を0.3mmに合わせるため、紙を挟み込んでから、ネジを本締めします。

 

 

カバーをする前にエンジンの試しがけ!

 

以前より、エンジン始動がスムーズになり、リョービのエンジン草刈機(EKK-2620)が、完全復活しました! ヾ(^▽^@)ノ

あとは、耐久性ですね~ 何と言っても、当たり外れの多い中華製ですので。

 

今回の草刈機修理で困ったことは、エンジン本体の固定ネジが、日本では馴染みのないトルクスねじを使われていたこと。 六角穴ねじで良いと思いますが・・・ ( ˘•ω•˘ ).。oO(இ)

 

2022年10月09日