35年間使用の洗面台 混合水栓の交換

我が家を建てた1987年当初から使用してきたTOTOの洗面台。35年経過の現在も、見た目は古びたものの、朝から晩まで一日中お世話になっております。
しかし、長らく蛇口(混合水栓)のレバーの調子が悪く、都度、油を差し、何とかレバーの動きを回復させてきましたが、可動部の摩耗が原因と思われ・・・ もう限界! (×□×;)

と言うことで、混合水栓を自分で交換することに。

 

 

シンク下を確認すると、長年の歳月で緑青が噴いてるし~

 

寸法を測って、以下をネットで購入
TOTO 洗面所水栓 台付2穴・エコシングル ポップアップ式(取替用) TLHG30AER
TOTO 引き棒部 TH578-2R

 

取替え作業を始める前に止水栓を閉じる必要があるのですが、35年間一度も触れていないので、その固着は強力で、ドライバーでは刃が立たず、モンキーレンチでマイナスドライバーを回して何とか動かせました。C= (-。- ) フゥー

 

シンク直下の給水管接続部には、ユニオン継手が使われているようで、ねじ部が多すぎて複雑!
また、緑青(錆)が酷く、外すのには骨が折れそう・・・ (´ヘ`ι)ゞ

 

排水栓操作用引棒をキックレバーから外します。
ユニオン継手の下の袋ナットを外し、水栓固定用座金を緩め、配管を抜きます
なお、洗面シンクと背面の隙間が、10㎝ほどしかないので、スパナやレンチは使えず、水道工事用の専用工具が必要です。

 

ユニオン継手を外します

 

水栓本体を引き抜きます

 

取り付ける配管は、長さを測って、ホームセンターで調達

 

新しい混合水栓をセットし、シンク下から水栓固定用座金を差し入れ、配管を取り付けます
最後に、水栓固定用座金をしっかり締め付けます
排水栓操作用引き棒をキックレバーにセットしたら、作業は終了です

 

レバーは、スムーズ! 気持ちイイ~ ( ^ー’)b

 

取り外した混合水栓

 

 

ユニオン継手と思っていたのが、逆止弁だった。 (゜ロ゜屮)屮

水配管・温水配管共に逆止弁が付いていたことで、配管作業のやり直しか!と思ったんですが、当該製品の施工説明書には、逆止弁を取り付ける注意書きは一切無く、冷温水配管から直接繋ぐ説明しかありませんでした。

ネットで調べてみたところ、当該製品群は、「仕様統一による逆止弁の削除」を謳っており、製品本体に逆流防止機構が付いたか、冷水・温水 同一水源と見なしたのか、メーカーの正式見解は分かりませんでしたが、逆止弁の必要性が無いようで、逆止弁の取付けを止めたようです。


結局、ホームセンターの買い物を含め、混合水栓の交換に4時間かかりました。(´ヘ`ι)ゞ

2022年02月13日