もう、17~8年使っている浴室換気暖房機(TOTO三乾王)、以前から換気の引きが弱かったのですが、ティッシュペーパーで確認したところ、全く張り付かずファンの音はすれど、ほぼ吸ってない状態でした。
本日、原因究明に乗り出したところ、呆れるや笑っちゃうやの、とんでもない施工を発見しましたので、ご披露させて頂きます。
この浴室換気暖房機(TOTO三乾王)の主目的は、冬期の寒さ対策のための暖房装置なのですが、風呂カビ防止のため、風呂上がりには、換気をするようにしています。
浴室内側のカバーを外してみると、換気口ダクトに電源線・制御配線が通っていましたが、これが標準施工かと、疑いもしませんでした。
外側では、その配線がそのままステンレス板から垂れ下がっており、どうみても換気ファン吸込み口との間に挟まって隙間を作ってしまい、吸込み効率が落ちてしまうでしょ!
で、配線類を換気口とは別の穴を通しましたが、別穴が用意されているところを見ると、これが正規の配線類の施行ルートのような気がします。
外側に出てよ~く見ると、換気ダクトの屋外側の位置と換気ファンの吸込口の位置が全然違います~ ┓(´ヘ`;)┏
しかも、換気ファン吸込側の接続用アダプタが見当たりません。使わず捨てたのか?
換気ダクトの外側固定に使っているステンレス板・・・ 意味不明! 要らんでしょ。
換気ファン吸込側の接続用アダプタと、アルミのダクトを繋げば良い話なのに・・・
浴室内側の配置を直しても、尚、ズレてるって・・・ (-。-;)
しょうがないので、壁貫通部分の木箱の隙間をシリコン接着剤で密閉し、外側にある換気ファンと一体化して、浴室側の空気を吸い込む様に改造しました。
浴室側から換気ダクトを覗いても、換気ファンの吸込口は見えません。
ズレてるし~ これを直すのは骨が折れるし、20年近く使ってるので止めました。
外側の換気ファンケースを元に戻し、周囲の取付け部分の隙間をシリコン接着剤でしっかりシールして完成!
入浴中、浴室ドアの換気スリットから空気が流入し、換気していることを確認!
プロの電気工事屋さんが施工したはずですが・・・
このずさんさでは、多分、施工手順書も見ず、我流でやられたように思いますね。
きれいに出来るのなら、我流でも良いのですが、下手糞さんは、我流止めて! (`´#)