ネットショッピングの心得+あるふぁー

皆さんは、インターネットで欲しかった商品が安価で見つかったら、どうされていますか。
「飛び付いて買う」という方は少ないと思いますが、まず、商品レビューを確認する方が大半ではないでしょうか。最近、そのレビューの信憑性が揺らいでいるニュースを良く目にします。
商品を良く見せようと、バイトを雇ってサクラレビューを書き込ませる手口が横行しているのです。 では、騙されないためには・・・ 良いレビューと悪いレビューを全部読んで判断するのは至難の業。 私は、悪い方のレビューを真摯に書き込んでいる方のものを参考にするようにしていますが、これすらも、商売敵の書き込みの疑いが無いわけではありません。

先日、商品レビューを評価するインターネットサイトが登場していることを知るに至りました。
「サクラチェッカー」です。
レビュー数が少ない場合は、判定不可となりますが、そこそこ使えそうです。

試しに、蚊(吸血)が捕れるはずのないLED電撃殺虫灯をチェックしてみた結果は、以下の通り
「サクラ度90%」とサクラを見破っていました。

 

それでも、最終判断は「あなた自身」ってことですので、ご注意を。

このような騙しは、ネットショッピングに限ったことではありません。 あの手この手で、仕掛けて来る悪党は、世の中にごまんと居ます。 飛び込み営業の煙に巻かれる説明で高額商品を掴まされたり、振り込め詐欺やマルチ商法などの儲け話で、大金を持って行かれても、「騙されるあなたが悪い」と切り捨てられるのが、世の趨勢。 色々と救済窓口はあっても、助かるのは、ほんの僅か。

自分が、納得・理解できないものには、手を出さないが一番です。

 

余談ですが、先日、政府主催の「桜を見る会」にマルチ商法のジャパンライフ会長が出席していたとのニュースがありましたが、マルチ商法 = サクラ商法 ・・・
日本の政治には、サクラが付きもの! てか。(笑)

なお、日本には、ネズミ講(無限連鎖講)の防止に関する法律はあるものの、マルチ商法を罰する法律はありません。世界的には、両者ともアウトが大勢ですが、日本は、その境界をグレーゾーン化し、逃げ道を作って協力しているとも言え、マルチ商法被害が後を絶たないのです。

2019年12月07日