かねてより、あまりに酷い作業場のコンクリート床を何とかしたかったのですが、ようやく重い腰を上げ、改修作業を実施しました。
作業場は、以前、両親が旋盤工をメインとする鉄工所として使っていたもので、床は重量物の衝撃で凸凹、オマケに旋盤の切削油がたっぷりと染みている状況。 前回、小手先でモルタルを塗ったのですが、簡単に剥がれて割れ、以下の通り。 長らく次の対応策を考えあぐねておりましたが、偶然ネットで、モルタルに調合する接着増強剤なるものを発見し、挑戦することに。


これがモルタル接着増強剤
ハイモルエマルジョン(ペタルスEV-300) 18kg/缶 昭和電工建材 6,800円

塗布工法と混入工法があるのですが、床が油を吸っているので、両方とも実施することにしました。 まず、塗布工法で、希釈液をコンクリート床に直接塗ります。

一日おくと、こんな感じ。
モルタルの量を減らしたいので、以前のモルタルも一部剥がさずに再利用しました。

混入工法は、モルタルに混入するのですが、通常のモルタルより、セメントが多めの配合で、モルタル:25kg、砂:30kgで、モルタル接着増強剤を4kg

モルタルを練るのは、当然、手作業なのですが・・・

このモルタル接着増強剤、木工ボンドのような液体で、モルタルに加えて練ると、自然薯ように粘りが出て、重く、いつものモルタル練りとは違う・・・ (×□×;)

2日掛け、床に這いつくばっての作業は、久々の重労働でした。

モルタル塗り終わり直後。
使った資材は、セメント25kg✕3袋、砂20kg✕5袋、モルタル接着増強剤12kg

また、用具を洗うのも、一苦労でした。
こってりへばり付いたモルタルは、水洗いだけでは取れず、ワイヤーブラシでゴシゴシ。

参りました。 ┓(´ヘ`;)┏

塗布完了、2日後。

左官屋さんのようにとは行きませんが、以前の状態からは見違えるようです! (^ー^)y

粘りがあり過ぎて、表面をきれいに揃えるのも一苦労で、作業中断の継ぎ目がクッキリ。

これで、掃除が随分と楽になります。
あとは、モルタルさんが、割れず剥がれずに居てくれることを願うばかりです。 (*´人`*)